まるで人格否定のような言葉の数々に私は耐えられなかった。 体力は回復してきたものの、100%の力で動いていたあの頃のようなパフォーマンスを今すぐに復活させることは不可能だと判断した私は、教授に事情を話すべく研究室へと足を運んだ。 「学生の本分…
「肩甲骨が浮いてきたね」 風呂でそう指摘されたのはつい最近の出来事だ。 姿勢を正さなければならない環境から離れて結構経ったんだ、なんて思ったりした。 半ひきこもり生活はもう10ヶ月目に突入した。そんな私の唯一羽を伸ばせる時間は八の字との逢瀬だ…
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